デュポン㈱は今後、取扱うビフィズス菌HN019株の提案を強化する。同菌を関与成分にした製品が、機能性表示食品に届出受理されたことを受けてのもの。提出された研究レビューを活用して行うという。
HN019株を配合し、10月27日に届出受理された製品は、㈱ヤツレンの「シュッポッポのむヨーグルト」。研究レビューは、同菌の販売代理店であるミヤコ化学㈱が、外部の試験機関に委託して実施した。
ミヤコ化学では、機能性表示食品への届出により、同菌の認知度及び販路を広げたい考えから、研究レビューの実施をデュポンに申し入れ、許可を得て実施した。レビューでは論文3報を採用、1報が便通改善、2報が腸内環境改善を評価している。
同菌の販売元であるデュポンもこの研究レビューが利用可能で、今後は積極的に活用して販売促進に努めるという。
ビフィズス菌HN019株は、デュポンのプロバイオティクスシリーズ「HOWARU(ハワユー)ビフィド」のこと。整腸作用と腸内環境改善作用の機能に特化しており、デュポンではこの機能を訴求して以前から供給していた。