湧永製薬 ニンニクサプリを投入(2016.12.8)
世界50カ国以上で熟成ニンニク抽出液を配合したサプリメントブランド「キョーリック」を販売展開する湧永製薬㈱(大阪市淀川区)は、来年1月から同ブランドの日本での販売を開始する。まずはサプリメントとして販売し、年明けからエビデンスの収集を進め、再来年を目途にトクホや機能性表示食品での展開を狙う。
6日の新商品発表会で湧永寛仁社長は、これまでの研究成果から「有用成分は見つかっている」とし、さらに研究を深耕させたうえで、トクホや機能性表示食品など機能性が謳え、かつ成長が期待できる市場に乗せる方針を明かした。また、日本では医薬品「キヨーレオピン」を50年以上にわたり販売しているが、主要顧客の大半が60、70代の高齢層。手薄だった20~40代の比較的若い層の開拓をサプリで掘り起こす狙いもある。
販売チャネルも整備する。従来のカウンセリング主体の薬店やドラッグストアなどに加え、スーパーマーケットなど一般食品流通を開拓しブランドを浸透させる。棚作りなど売場提案も同時に進め、キョーリック・サプリの拡充を図る。
【写真=「湧永寛仁社長」 「日本で販売する(キョーリック)サプリメント」】