アンチ・ドーピングで共同研究 東京大学など4大学(2017.1.23)
東京大学と筑波大学、日本医科大学、東北大学は19日、アンチ・ドーピング研究のコンソーシアムを結成すると発表した。知見や情報を共有することで最先端の研究・検査レベルを構築する。
ドーピング技術のレベルは年々向上しているといわれ、従来のサプリメントや血液ドーピングといった方法だけでなく、遺伝子レベルのドーピングも指摘されている。
東京大学などでは、各大学が協力することで、最先端の検査技術や微量物質計測技術などを確立するほか、社会科学領域でもドーピングを防止する方法を研究する。
目標時期は2020年の東京五輪などを念頭に置くが、研究を通じて高齢者対応や健康寿命の延伸に向けても成果をフィードバックしていく方針。