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　ブラックジンジャー抽出物の歩行サポート機能に関する消費者認知度を高める目的で、原料メーカーの丸善製薬㈱が、最終商品の通信販売を始めた。ダイエット機能に関しては一定の消費者認を得ている一方、歩行サポート機能に関してはまだまだこれから。原料メーカーとして認知向上を図り、ユーザー各社が商品を販売しやすい環境を用意することで、原料販売量を伸張させたい考えだ。

　同社が先月から通信販売を始めた商品は、機能性表示食品のサプリメント「ブラックジンジャー」。昨秋に届出書が公表されていたもので、届出者も同社。ウェブ上のランディングページを作成したほか、地方都市を中心に各地の新聞折込みフリーペーパーなどに広告出稿しながら、消費者認知向上に努めている。

　同品の届出表示は、「ブラックジンジャー由来5，7‐ジメトキシフラボンは中高年齢者において加齢により衰える歩行能力の維持に役立つことが報告されています」。丸善製薬が実施した研究レビューを消費者庁に届け出たもので、同社は機能性表示食品の届出サポートにも対応している。

　同社が供給するブラックジンジャー抽出物の消費者認知をめぐっては、これまでにダイエットサプリメントの主要素材などとして多く採用されている。そのため、体重コントロール機能に関しては一定の消費者認知を獲得している。

【写真＝｢ブラックジンジャー｣広告】