ドーピング違反で社長を減給処分 サンフレッチェ広島(2017.1.30)
Jリーグのサンフレッチェ広島は27日、所属選手が昨年12月20日付で、JADA(日本アンチ・ドーピング機構)からドーピング違反の制裁措置を受けたことに関して、同クラブ社長の減給など関係者を処分することを決定したと発表した。
JADAでは、同クラブ所属選手のドーピング違反は、同クラブが製造元にドーピング禁止物質が入っていないことを確認したサプリメントの服用に起因したものであることが「合理的に推認される」と判断しており、クラブの今回の処分はこうした事情を踏まえたもの。
処分内容は、同クラブ社長が減給5%・1カ月、強化部長が譴責。その他関係者も社内規定に準じて処分するとしている。なお、当該サプリメントの販売会社は、本紙の取材に対して、禁止物質の含有を否定している。