プラズマローゲンを原料供給開始 B&S(2017.2.6)


 ㈱ビーアンドエス・コーポレーションは、認知機能改善作用が確認されているホタテ由来プラズマローゲンの原料供給を今春から開始する。これまで、容易に酸化する性質から自社製品への利用に限定していたが、包接技術により安定化に成功、原料供給に乗り出す。

 供給する原料は、ホタテの身から抽出したオイルをγシクロデキストリンで包接した粉末。これまで取扱っていたオイルは、強い抗酸化作用を持つ一方、熱や酸などにより酸化しやすく消費期限が1年だった。しかし、包接により酸化を抑えたことで、消費期限が3年に延長。これにより在庫が可能となり、同社では原料としての供給を始めるという。

 また、性状が粉末のためカプセルをはじめ、打錠品など多様なアプリケーションに対応できることも、同社ではメリットとしている。


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