「機能性表示は2方向で」 販促活動も強化 湧永製薬
(2017.3.16)


 米国を中心に世界50カ国で展開している熟成ニンニク抽出液を配合したサプリメントの日本での販売を今年1月から始めている湧永製薬㈱は、2018年を目途に届け出る機能性表示食品について、熟成ニンニクに含まれる成分とともに、他の原材料成分による届出の2方向での商品設計を進めていることを明らかにした。13日開催のメディア向けの最新知見セミナーで発表した。


 最近の業績について報告した湧永寛仁社長は、「直近の業績は減収減益。国内のOTCは苦戦したが、海外部門は伸びている」とし、「これまでの様々な研究成果を発表するなどの種蒔きの時期から大きく花開くときがきた」といい、国内外でのプロモーションを強化する方針だ。特に1月からのサプリ「キョーリック」投入について、手薄だった若年層の開拓とともに、他のレオピンシリーズについても全国規模でのドラッグストアチェーンへの展開で底上げを図る。


 また当日は、メジャーリーグで活躍する前田健太選手とブランドアンバサダー契約を結んだことも発表。4月から「マエケン応援ツアー」と銘打つキャンペーンを実施するなどし、同社ブランドの浸透を進める。

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