大幸薬品とアルマードが業務提携 卵殻膜の製品化進める(2017.3.30)


 大幸薬品㈱と㈱アルマードは28日、ヘルスケア市場での新たなニーズの開拓に向け業務提携したと発表した。アルマードが持つ卵殻膜の素材を活用した医薬品や健康食品などの最終製品の共同研究・開発、販売促進などについて協働事業を進めていく。

 両社は、2015年にアルマードの株式の一部を大幸薬品が取得して以降、腸内環境分野での共通点をもとに協働事業実現に向け協議してきた。今月8日にアルマードと東京大学の共同研究成果である、卵殻膜摂取による炎症性腸疾患の改善に関する論文が、総合科学ジャーナル・ネイチャーを出版するネイチャー・パブリッシング・グループが運営する電子ジャーナルに掲載されたことを機に、事業を具体化することとなった。


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