新会長に明治の谷口氏を選出 健康と食品懇話会(2017.4.13)
健康と食品懇話会は13日、2017年度総会を都内で開催し、新役員体制、事業計画などを決定した。2年間会長を務めた原孝博氏(協和発酵バイオ㈱)に代わり副会長の谷口茂氏(㈱明治)が会長に選出された。原氏は副会長となる。また、花王㈱の桂木能久氏が新たに副会長に選出された。
谷口新会長は総会後の記者会見で、「機能性表示食品制度が施行されて2年が経ち、見直しの時期となったが、検討すべき事柄も依然として多く、健康食品産業協議会と連携しながら、懇話会としてもしっかり取り組んでいきたい」と語った。
また、原副会長は、一部週刊誌でトクホの記事が掲載されたことに関連して、「こうした事があった場合に業界として早くレスポンスできるよう、その体制づくりにも取り組みたい」と述べた。
昨年に引き続き、機能性表示食品の届出ガイドライン改定など、保健機能食品を巡る課題は山積しており、新体制となった同懇話会でもワーキンググループの作業などを通じて、積極的に取り組んでいく方針だ。