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　日本アンチ・ドーピング機構（ＪＡＤＡ）のサプリメント認証プログラム（ＪＡＤＡマーク）に関して、森永製菓㈱が、3月31日付けで同プログラムの認証を終了していたことが分かった。

　ＪＡＤＡによると、契約期間満了によるためとしている。森永製菓が同プログラムの契約更新をしないことで、認証を受けている企業は、大塚製薬㈱、味の素㈱、㈱明治の3社のみとなった。同プログラムに関しては、昨年秋に㈱ドームが、協賛金の支払いなどプログラムの運営方法をめぐる考え方の相違から、契約を取り止めている。

　2020年の東京オリンピックに向けて、ドーピング検査体制の拡充が課題になっているが、スポーツサプリメントのアンチ・ドーピング認証も重要となる。

　国内ではＪＡＤＡのほか、㈲バイオヘルスリサーチ社が総代理店を務める英ＬＧＣ社などの認証プログラムがある。森永製菓がアンチ・ドーピングの認証にどう取り組むのか注目される。