カマタ 浅田飴子会社を買収 糖衣加工の技術加わる(2017.4.20)
健康食品受託製造の㈱カマタ(東京都大田区)は、㈱浅田飴が保有する糖衣加工を得意とする受託加工会社の堀内食品工業㈱(埼玉県入間市)の全株式を取得した。今月3日に株式を譲り受けた。買収額は非開示。
すでに堀内食品工業の社長にはカマタの高柳哲夫社長が就任。前社長の堀内恵美子氏は同日付で辞任している。堀内食品の工場で勤務する社員21名も引き継いだ。当面は、社名変更はしない方針。
カマタは、軟カプセル成形機の製造などで1930年に創業。その後、ソフトカプセル受託加工などを経て、2011年に千葉県内に生産から包装までの一貫体制の土気工場を建設。ソフトカプセルを中心にシームレス、ハードカプセル、打錠、顆粒など様々な剤形の健康食品を製造する。簡易な錠剤コーティングの製造ラインは持っていたが、堀内食品が持つ糖衣加工の技術が新たに加わることになった。