サントリー 機能性表示食品を発売 (2017.5.11)
【機能性表示食品 「サントリー グルコサミンアクティブ」】
サントリーウエルネス㈱は4月下旬から、売れ筋商品の「グルコサミン&コンドロイチン」をリニューアルし、機能性表示食品の「サントリー グルコサミンアクティブ」(=写真)として通販限定で販売を始めた。同社はこれまでに機能性表示食品を3品目届け出ているものの、発売するのは初。届出を行いながら販売を始めない同社の狙いをいぶかる声も聞こえていた。
同品は、リニューアル前から配合していた、グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体の3成分を機能性関与成分とするもの。昨年11月2日付で届出が受理されていた。
届出表示は「グルコサミン塩酸塩、コンドロイチン硫酸、ケルセチン配糖体の3成分の組み合わせには、移動時のひざ関節の悩みを改善することが報告されています」。この3成分の組み合わせに関しては同社が特許(第4652486号)を取得している。
価格は180粒(約30日分)が税抜4500円、360粒が同7800円とリニューアル前と同じ。同社によると、リニューアル前の「グルコサミン&コンドロイチン」はこれまでに2000万本以上を売り上げているという。
同社がこのほかに届け出ているものの未発売の機能性表示食品は、セサミンを機能性関与成分とし、体調の改善に役立つ旨を表示する「サントリー セサミンEX」(届出日16年3月8日)と、今回発売したサプリと機能性関与成分および届出表示を同一とする「サントリー グルコサミン&コンドロイチン」(16年5月17日)の二つ。後者に関しては、「グルコサミンアクティブ」の発売に伴い、このまま発売しないものと考えられそうだ。