ニュースキンジャパン 電力小売事業参入を表明 (2017.5.11)
ニュースキンジャパン㈱(東京都新宿区)は4月28、29日の両日、「genLOC STARコンベンション2017」を横浜アリーナで開催、ブランドパートナー(ディストリビューター)など約8000名が参集した。
当日は、親会社のニュースキンエンタープライズ社のライアン・ナピアスキー社長らが登壇し、世界規模で展開する同社ビジネスに新たにソーシャルネットワークを活用した新ビジネスを始める意向を明らかにした。10月に米国ソルトレイクシティで開催するグローバルコンベンションで詳細が明らかにされる。
日本での新たな展開も打ち出す。登壇したジャパンの小林和則社長は、これまで制限していたSNS活用による情報展開を、公式リンクを添付するなどの簡便な手続きで情報の発信を効率化させる。詳細は今月中にも発表し、6月からサービスを開始する。また、新たな試みとして、電力小売事業への参入も表明した。電気小売事業者と同社がパートナーシップを結び、ブランドパートナーが同サービスを消費者に紹介することでボーナスが発生する仕組み。消費者への必要なインフラである電気をキーワードに、新たなビジネスをドアオープナーとして役立てる。詳細は今後発表していく予定で、「我々のミッションの達成の目標に合うのであれば、色々な分野からの事業参入を考える」(小林社長)といい、事業多角化の方針も明らかにした。
さらに来年は日本での創業25周年にあたる節目の年。同社として初のガイドブックを出版し、これまで以上にビジネスの展開を推し進めていく。
【写真左=genLOC STARコンベンション2017(4月28日、29日 横浜アリーナ)】
【写真右=ライアン・ナピアスキー社長(右) ジャパンの小林和則社長(左)】