機能性表示で届出撤回が2件 理由は「生産終了」「販売休止」(2017.6.1)


 機能性表示食品の届出撤回が目立ってきた。先月26日付のグルコサミン2品に続き、29日付でオハヨー乳業、31日付で安曇野食品工房がそれぞれ1品ずつ撤回した。これにより届出撤回総数は27件になったとみられる。

 オハヨー乳業が撤回したのは乳飲料「ファインフルーツ ベリー&アサイー」で、撤回理由は「生産終了となるため」。

 また、安曇野食品工房は「リラックスカフェゼリー」について撤回。理由は「販売休止で再開の予定がたっていないため」としている。いずれも機能性関与成分として「GABA」を届け出ていた。

 オハヨー乳業は同品を昨年9月に発売していた。生産終了の理由については、「発売当初は導入も進んだが、尻すぼみとなってしまった。販売量が期待値に届かなかった」(広報担当)。今年5月ごろに生産を終えたという。

 安曇野食品工房については担当者不在のため確認を取れなかったが、オハヨー乳業では、消費者庁から届出書類に対する指摘を受けたことはないとしている。

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