ブルーライト対策 菓子でも(2013.8.22)
加齢黄斑変性進行抑制作用で知られるカロテノイドの一種、ルテインを菓子類に配合する動きが見られる。
製菓大手の㈱ブルボンは6日、「ルテインPCガム」(スティックタイプとボトルタイプの2製品)を新発売した。ルテイン配合量は、スティックタイプ(希望小売価格152円)で1製品15粒当たり6㍉㌘、1粒当たりでは2.5㍉㌘。
同品は、ここにきてルテインの機能性として関心が高まっている、パソコンディスプレイなどから発せられる「ブルーライト」から眼を保護する機能に着目したもので、販路はコンビニエンスストアや駅売店をはじめ量販店、ドラックストアなど。販促活動について同社では「交通広告やWEB広告を行い、商品の訴求を図る」としている。
また、ファイテンのグループ会社「サンワコーポレーション」でも今年5月、ルテインを配合した「PC‐グミ」を発売した。やはりブルーライト対策を念頭に置き開発したもので、「『日本を健康にする!』研究会」(矢澤一良会長)が提唱する「機能性おやつ」のひとつとして、子供向けにも積極提案している。