BB536、届出件数が増加 16件増やし21件に 今年2月以降(2017.6.22)


 ビフィズス菌「BB536」を機能性関与成分にした届出がここにきて増えている。届出総数は21件にとどまるものの、今月だけで新たに8品目が追加。最終商品臨床で届け出た場合を除くと昨年7月以降はすっかり鳴りを潜めていた一方で、今年2月以降は計16件が受理された。

 BB536による主なヘルスクレームは整腸機能や便通改善機能。直近では、21日にあった届出情報更新で、通信教育事業の㈱ユーキャンによる届出が追加。パイナップル由来グルコシルセラミドも機能性関与成分にしたサプリを届け出た。腸内環境と肌に対する機能をダブルで訴求する。

 森下仁丹㈱もBB536で今月に4件を追加。同社の機能性表示食品ブランド「ヘルスエイド」の売れ筋シリーズ「ビフィーナ」4品の機能性関与成分を「ビフィズス菌(ロンガム種BB536)」として新たに届け出た。届出表示は現行品と同じ。

 また、㈱DHCによる届出も今年3月に受理されている。

 BB536は森永乳業㈱が1969年に発見したビフィズス菌株。機能性表示食品の届出では、同社が実施した研究レビューを機能性の科学的根拠として届け出ている場合が多い。

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