業績伸長続くフォーデイズ 健食事業365億9%増に (2017.6.22)
核酸健康食品・化粧品を販売するネットワークビジネス大手のフォーデイズ(東京都中央区)が業績をまた伸ばした。同社が16日発表した2017年3月期決算によると、売上高は前期比8.1%増の429億4900万円と17期連続で増収。経常利益は10.6%増の54億8100万円、純利益は21.3%増の34億2900万円とそれぞれ過去最高益を記録した。
健康食品事業の売上高は365億4500万円で、前期比は9%のプラス。主力の核酸ドリンクが287億7100万円を売り上げ、前の期と比べても2.3%増と好調を維持した。さらに、新製品のアイケア対応機能性表示食品やBCAAサプリメントなど、核酸ドリンク以外の健康食品の売上高が大幅増。43.4%増の77億7400万円を弾き出した。
一方、化粧品事業の売上高は64億400万円。大型新製品の投入は行わなかったものの、前期比は3.2%のプラスを示した。
18年3月期は引き続き「製品戦略」を重要施策と位置付ける方針で、大学など外部機関と連携した研究開発に引き続き注力しながら「差別化された進化を続ける製品群を提供」する。また、アジア地域での営業展開も強化し、事業のグローバル化も加速させる。これにより、前期比25億円増の454億円の売上高を目指す。