申請9件、1月にも認定 北海道食品機能性表示制度(2013.12.12)
北海道庁は2日、道独自の食品機能性表示制度「北海道食品機能性表示制度(ヘルシーDo)」の今年度第2回申請受付を11月中に実施し、計9件(6社)の申請があったと発表した。今後専門委員会などで審査のうえ、来年1月末にも認定する予定。
道の制度は、国による「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区」指定に基づき、道独自の食品機能性表示制度として、今年4月に創設された制度。機能性が科学的に検証された食品成分を用いた食品に、「健康でいられる体づくりに関する科学的な研究が行われた」旨の表示や認定マークの使用を、道が審査、許可するというもの。
審査は道知事から委嘱された学識経験者による専門委員会が行い、機能性の科学的な検証を行う。また、産業振興も兼ねていることから、道内で製造された商品であることが重視される。
今年8月にはAHCC(担子菌抽出エキス)やオリゴノール、大豆イソフラボンなどの機能性原料を使用した8社12件の商品が1号認定を受け、一部が店頭に並んだ。
また、認定成分や道産の機能性成分の科学的データなどについては、フード特区機構の専用ホームページで公開されている。