丸善製薬 新社長に日暮副社長が昇格 (2017.6.22)
丸善製薬㈱(広島県尾道市)は8日に定時株主総会と取締役を開き、井元勝恵代表取締役社長が退任し、新代表取締役社長として創業家の日暮泰広取締役副社長(=写真)が昇格する新たな役員体制を正式に決定した。新体制で一層の業容拡大を目指す。2007年から社長を務めた井元前社長は相談役に就任した。
日暮新社長は1985年広島県出身で同志社大学商学部卒。07年に丸善製薬に入社し、13年に取締役、研究開発本部・品質保証本部管掌、15年に管理本部長、16年に副社長に就任し、次期社長として部門を横断する形で要職を経験してきた。現在32歳。
役員変更ではほかに、専務取締役に鳥越敏樹常務取締役、常務取締役に東大晃取締役がそれぞれ昇格し、亀田侃司前専務取締役は相談役、藤原和利前常勤監査役は顧問に就任した。
新役員体制は次の通り(敬称略)。取締役会長・日暮淳子▽代表取締役社長・日暮泰広▽専務取締役・鳥越敏樹▽常務取締役・東大晃▽取締役・中村喜孝(執行役員 品質保証本部長兼務)▽同・濱田誠司▽常勤監査役・水谷健二▽執行役員・伊福欧二(研究開発本部長)▽同・猪ノ上芳基(製造本部長)▽同・芳山裕司(管理本部長)▽同・林原直樹(営業本部長)。
【写真=日暮 泰広 新代表取締役社長】