遺伝子組換え検討会に意見 消費者団体「運営が公正でない」(2017.7.3)


 食の安全・監視市民委員会(FSCW、神山美智子代表)は2日、消費者庁の「遺伝子組換え表示制度に関する検討会」に関して、同庁の岡村和美長官、同検討会座長の湯川剛一郎東京海洋大学教授宛てに要望書を提出したと発表した。

 同書では、6月20日に開催された第2回検討会(消費者団体等からのヒアリング)において、「ヒアリングが行われた4名中、純粋に消費者団体といえる発言者が2名にとどまっていた」として、消費者の視点で取組む団体を選定するべきとした。また、「事業者のヒアリングは2回予定されているが、消費者団体からは1回しかない」として、「明らかに公正を欠いている」と主張している。

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