アマゾンプライムデー 明治のザバスが注文数トップに (2017.7.20)
㈱明治の「ザバス・ホエイプロテイン100」が、7月10日の「アマゾンプライムデー」で、注文数のトップにランクインした。アマゾン・ジャパンによると、プロテインがトップになるのは初めてだという。
「プライムデー」は、アマゾンのプライム会員(会員は送料無料)を対象に、7月10日18時から30時間、価格を大幅に値引きして販売するというもの。アマゾンによると、今年は全世界で前年比60%増、日本でも過去最高の注文数を記録したという。数字は明らかにしていないが、30時間で約1100億円を売り上げたらしい。
主要各国の注文数トップはいずれも家電製品やゲーム機などだったが、日本だけがプロテインというサプリメントだった。米国に比べ、日本のプロテイン市場は300億円程度とかなり小さいこともあり、この結果に関係者は驚いているようだ。
明治では「プロテインユーザーの裾野拡大が鮮明になった。アスリートだけでなく、健康志向の一般層にもプロテインの使用が広がっている」(広報部)と分析している。
「プライムデー」期間中、明治のザバス・プロテインは価格を通常の半値に引き下げた模様だ。業績への影響は出荷数が明らかになっていないので分からない。しかし、健康ブームが想像以上に浸透していることが伺えよう。