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　神奈川県は20日、2016年度の県内消費生活相談の集計結果を発表した。相談件数の増加率トップは「健康食品」で、「お試し購入」の相談が急増したとしている。

　発表によると、昨年度に県内の消費生活センター等が受け付けた相談件数は6万9240件で、前年度比2375件の減少。うち苦情相談の上位15品目では、「健康食品」が前年度比51.4％増の1926件と6位にランク。増加率は15品目中トップで、県では「お試し購入」関係の相談が急増しているとしている。増加率２位は化粧品。

　相談件数1位はデジタルコンテンツ関連の1万3043件で、前年度比15.3％の減少。年齢別では、30歳代以下が全体の24.1％で40歳代が17.8％と最も高かった。