総医研、好調要因は抗疲労? イミダペプチドで営業益460%増(2017.8.24)

01ズームアップ・イミダ差し替え修正③

【写真=主力商品の「イミダペプチド」】

 ㈱総医研ホールディングス(HD)が好調だ。15日に発表した2017年6月期決算では、売上高が前期比29.1%増の41億4700万円、営業利益は同44.8%増の2億6400万円を達成した。

 最も大きな要因は、健康補助食品事業の主力商品「イミダペプチド」の売上大幅アップ。事業部全体で売上高19億7400万円(前期比70.1%増)、営業利益2億3500万円(同460.9%増)を計上した。

 好調の理由として、訴求する抗疲労がニーズにマッチしたことや商品ラインナップの拡充などいろいろ挙げられているが、同社関係者によると「最大の要因はエビデンスと品質管理がしっかりしている点が消費者に理解されたこと」だという。「すでに健康食品市場は限られたパイの奪い合い状態。消費者の目は一段と厳しくなっており、会社、エビデンス、品質が常にチェックされている。それに適った会社・商品に購入先が切り替わる現象が起きている」。

 総医研HDの好業績は、健康食品のトレンドや商流が大きく変わりつつあることを暗示しているのかもしれない。


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