サプリ支出額 70歳以上が最多 総務省調べ30歳未満の約10倍(2017.8.24)


 総務省統計局は15日、毎月の「家計調査」に基づいて暮らしに身近な話題を簡便に解説する「家計簿からみたファミリーライフ」の2017年版を公表、年齢階級別に見た暮らしの特徴として、70歳以上はサプリメントの支出が多いことを紹介した。

 それによると、16年の調査で、青汁やローヤルゼリーなど「健康保持用摂取品」の支出額(2人以上世帯)が最も多かったのは70歳以上の世帯だった。平均支出額は年間でおよそ2万4000円前後と、最も少ない30歳未満の世帯の約10倍。また、消費支出に占める健康保持用摂取品の割合についても70歳以上の世帯が最も高く、割合は1%弱になった。

 一方、60歳代の特徴として取り上げたのは「スポーツ施設利用料」。フィットネスクラブなどのスポーツ施設利用料の支出金額が最も多かったのは60歳代の世帯で、年間平均支出額はおよそ2万4000円。最も少ない30歳未満世帯の約9倍になっているという。



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