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　ポーラが今年1月1日に新発売した、厚生労働省からシワ改善効果の承認を得ている美容液「リンクルショット メディカル セラム」（医薬部外品）の売上高が、6月末までの発売6カ月で約87億円に達した。価格は20㌘で税込み1万6200円とかなり高額だが、年間売上高目標125億円を上回るペースで推移。これまでの販売個数は約62万個に上るという。同社が先ごろ発表した。

　同品は発売3カ月で販売計画を上回る約25万個（36億円）を売り上げ、同社は発売初年の年間売上目標を100億円から125億円に引き上げていた。

　シワ改善効果のある薬用化粧品は、資生堂も今年発売している。やはり極めて好調に推移しており、6月21日に発売した「エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリームＳ」（医薬品部外品）は、7月21日までの発売1カ月で出荷数が68万個を突破したという。発売初年度の販売目標は100万個とされており、わずか1カ月で目標の半分を超えた。