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邦文表示必要 知らずに販売　輸入サプリを自主回収（2017.9.21）

　食品表示基準に違反したサプリメントを販売していたなどとして、神奈川県相模原市の「カンパニービット」が自主回収を進めている。神奈川県は10日までに公表した。

　自主回収を進めているのは「ＯＰＴＩＭＥＮ １５０錠」という米国から輸入し、Ａｍａｚｏｎで販売していたサプリメント。県によると、食品表示法で定められている日本語表示が無く、アレルゲンを示す特定原材料表示も欠落していた。相模原市保健所の生活衛生課が、消費者から寄せられた情報を受けて調査し、確認。販売を中止するように指導したところ、アレルゲンを含む可能性があり、健康被害の恐れもあることから、事業者から自主回収の申し出があったという。

　カンパニービットは今月３日、同様に米国から輸入し、通信販売していた別のサプリメントについても、日本語表示がなかったために自主回収を始めていた。取材に対し、「日本語表示が必要なことを知らなかった」などと述べている。