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　㈱ツムラは22日、中国平安保険（集団）と資本業務提携を締結したと発表した。10月末を目途に合弁会社を設立し、生薬事業体制の強化や中薬の分析研究、中薬や健康食品などヘルスケア関連用品の製造販売事業を展開させる。

　ツムラでは、新中期経営計画〝漢方のイノベーションによる新たな価値の創造〟の取組みの一環として、昨年から中国市場向け刻み生薬事業を開始している。今回の提携により、ツムラが持つ生薬・漢方事業におけるノウハウと、中国平安保険グループで戦略的注力分野と位置付ける医療・ヘルスケア事業を融合させることで、中国国内の生薬の品質向上や、ツムラの生薬原料の安定確保などシナジー効果を生み出せるとしている。