新潟市、第2回認定に3品 「健幸づくり応援食」いずれも減塩食(2017.10.2)
健康づくりに配慮した食品に対し、市独自の認定制度を昨年10月にスタートさせた新潟市は先月26日、「新潟市健幸づくり応援食品認定制度」による第2回認定の3商品を発表した。
認定を受けたのは1事業者3加工食品。3品ともナトリウムの含有量が、「日本食品成分標準成分表に掲載の同種の食品と比べ、10%以上の増減が認められること」の要件を満たしていることで認定を受けた。認定事業者・食品は、石山味噌醤油㈱の「塩分0%味噌風味調味料」「塩分1%超低塩味噌」「塩分2%超低塩味噌」の3品で、「健康な身体づくりのためにこの食品の食塩相当量の含有量を新潟市が認定したものです。」と表示できる。第1回認定同様に、制度対象としている生鮮食品での認定はなかった。
同制度は、機能性成分の含量や、その成分の機能性の科学的根拠などを市が認定するもので、全国の自治体では北海道に次いで2番目の取組みとしてスタート。先行する北海道同様に機能性の表示をするものではなく、その科学的根拠などを市が認めた旨を表記するにとどまる。新潟市の制度では、「通常の食事から関与成分を摂取することで、市民の健康維持・増進を図る」ことを目的としているため、サプリメントは対象外としている。