インフォームドチョイス認証 国内4社に JADA認定抜く (2017.10.26)
英LGC社(日本総代理店バイオヘルスリサーチ)によるサプリメントのアンチドーピング認証「インフォームドチョイス」(IC)を日本新薬が取得した。ヒドロキシクエン酸含有ガルシニアエキスを配合した粉末タイプ食品で取得。これにより、同認証取得国内企業は4社となり、日本アンチ・ドーピング機構による「JADA認定」の取得企業数(3社)を超えた。
バイオヘルス社が20日発表した。日本新薬がIC認証を取得したのは「WINZONE ENERGY×ENERGY」というマラソンランナーなどに提案するサプリ。昨年10月の健康食品通販事業の立ち上げとともに発売していた。同社は日本野球連盟加盟の硬式野球部も持つ。
日本では昨秋から始まったIC認証を巡っては、8月、認証取得会社らが相互協力して普及活動を進めるためのコンソーシアムが設立。日本新薬は、発起人会社7社のうちの1社。発起人会社のうちドーム、スタミナ・スポーツ、日本ハムに加えて今回日本新薬がIC認証を取得しており、今後、日本水産、協和発酵バイオなども同様に認証を取得する予定だ。