IC認証、国内取得15社に拡大 年内にも ニッスイ、わかさ生活が新たに取得(2017.11.6)
食品・サプリメントのアンチ・ドーピング認証を展開する英国のLGC社と日本総代理店のバイオヘルスリサーチリミテッドは6日、都内で記者説明会を開催し、同社の認証プログラム「インフォームドチョイス」(IC)の取得企業が年内に15社に達すると発表した。
現在、同認証を取得している企業は、ドーム、日本ハム、日本水産、スタミナ・スポーツ、日本新薬、ステアス、わかさ生活の7社だが、バイオヘルスリサーチリミテッドによると、この他に協和発酵バイオ、アルプロン、アスタリール、日本アムウェイ、日本クリニック他が取得作業中で、「年内にも取得企業は15社になる」(池田秀子・バイオヘルスリサーチリミテッド社長)とした。
日本水産の認証取得商品は「SPORTS EPA」(EPA)、わかさ生活は「ボディリカバリー」(エクサージ、クエン酸)。取得作業中の商品は、協和発酵バイオの「VELOX」(アルギニン、シトルリン)、アルプロンの「IZUMO」(BCAAほか)、アスタリールの「アスタビータ」(アスタキサンチン)、日本アムウェイの「XS Sports Nutrition」(アミノ酸など)、日本クリニックの「Kyoto Sports Nutrition」(不明)など。
日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の認証取得企業は、現在3社に止まっており、「インフォームドチョイス」取得が15社に増えることで、現在、JADAが進めている認証体制を検討する有識者会議の議論にも影響しそうだ。
「インフォームドチョイス」取得企業の1社であるドームの青柳清治執行役員は、「インフォームドチョイスの仲間を増やしていきたい」としている。