10月分商業動態統計 DgSの健食5.3%増(2017.12.7)


 経済産業省は先月29日、商業動態統計の10月分速報値を公表した。ドラッグストア(DgS)の商品別販売額のうち健康食品は、前年同月比5.3%増の170億円となった。

 DgS全体の商品販売額は前年同月比4.8%増の5023億円。商品別では、食品は8.3%増の1355億円と引き続き伸び率でトップ。家庭用品・日用消耗品は1.8%増の772億円。トイレタリーは2.2%増の476億円。ビューティケアが5.4%増の749億円となった。ヘルスケア用品は3.3%増の334億円となった。

 健康食品は5.3%増の170億円と伸び、OTC医薬品は2.0%増の721億円。調剤医薬品は8.2%増の322億円と伸びを見せた。

 他業種は百貨店、スーパー、大型家電専門店、ホームセンターのいずれも前年同月比マイナスで、コンビニエンスストア(CVS)は伸び率が0.6%(速報値)とここ数年で最も低い伸び率になるものと思われる。CVS既存店ベースの販売額では、5カ月連続のマイナスとなっている。


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