健康産業界の専門紙・健康産業流通新聞

　Ｊオイルミルズは、健康食品の販売事業から撤退する。先月行われた決算説明会で八馬史尚社長が、「将来的な事業継続は困難」と判断したもので、来年6月を目途に健康食品の最終商品を終売させる。ビタミンＫ2など健食原料は従来通りファイン事業で手掛けていく。

　すでに今年8月に、豊年ブランドのエルフ（90粒入）やビタミンＣ、大豆イソフラボンなど12品の販売終了を伝えていた。また、事業撤退方針を受け、今月1日から同社通販サイト上で「定期お届けコース」の新規受付終了の案内を掲載している。

　事業撤退にあたり、現在のところ同ブランド譲渡などの予定はないことから、現在販売するエルフや大豆レシチンなど4品の終売に伴い、長年健食業界で親しまれてきた同ブランドは姿を消すこととなる。