シワ改善期待の化粧品原料 サビンサが新発売
(2017.12.11)


 ヒト試験でシワの改善や保湿性の向上が確認された機能性化粧品用原料を、サビンサジャパンコーポレーションがこのほど新発売した。オリーブ葉から抽出したオレアノール酸に対し、5つのアミノ酸で構成されるペンタペプチドを合成したもの。親会社のサビンサ/サミラブズグループが日本で出願していた特許(第6176893号)が今年成立したこともあり、本格提案を始める。 


 同社によると、オレアノール酸には抗炎症・抗菌作用が報告されている。一方、リシン、トレオニン、セリンから成るアミノ酸配列を持つペンタペプチドには、コラーゲン産生や毛細血管強化作用が報告されており、今回発売した新化粧品原料「オルペント」(表示名称はオレアノール酸ペンタペプチドとして申請中)は、双方の機能性を同時に発揮できるように開発されたもの。米国など海外市場でも最近発売したばかりという。

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