訪販売上高、1兆7194億円に 2016年度推計値 訪販協調べ(2018.1.11)


 日本訪問販売協会は、2016(平成28)年度の訪問販売業界の売上高(小売ベース)について、対前年100.42%の1兆7194億円と発表した。微増だが売上高の伸長は3年ぶり。

 訪販協・正会員114社の訪販売上高を基にした推計値。対象とする商材は、化粧品や健康食品、下着などで、自動車・新聞・医薬品・生命保険及び百貨店の外商分は除いている。

 同年度の商材別の売上高では、上位4商材で順位の変動はなく、1位が化粧品の3716億円、2位が健康食品の2628億円、3位が清掃用具の1310億円、4位が建物清掃の587億円だった。5位以降に住宅リフォーム、下着、浄水器、衣料品などが続いた。

 なお、協会員が訪販以外に導入している販売形態は、連鎖販売取引が47社、通信販売が35社、特定継続的役務提供(エステサロンや語学教室などのサービス)が14社、電話勧誘販売が5社となっている(複数回答)。


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