訪販市場、「回復基調続く」 訪販協、賀詞交歓会でアピール(2018.1.15)


 日本訪問販売協会は12日、東京・元赤坂の明治記念館で新年賀詞交歓会を開催、会員など業界関係者百数十名が参集した。


 最初に挨拶した鈴木弘樹会長(ポーラ顧問)は、「我が国の景気は、良い状況にはあるものの楽観できる状態にはない。今後の設備投資を中心とした内需に期待したい」とし、訪販業界については、「昨年発表した16年度の市場規模は微増となり、長らく続いていた下降に歯止めがかかった。17年度は小さいながらも同様の回復基調が続いた」と述べ、住宅リフォーム、化粧品市場の伸長が奏功したと推計した。


 また、今年の協会運営について、以前より提示しているコンプライアンスの意識の浸透を図るため、全国各地でのセミナー開催を通じて訪販業界のさらなる信頼性の向上に努めたいと会員に向けて協力を促した。


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