農水省がJAS規格のテーマ募集 機能性関与成分も(2018.1.22)


 農林水産省は17日、JAS規格のテーマに関する調査(提案募集)を開始すると発表した。

 今回の調査は、昨年6月に改正・公布されたJAS法で、従来の品質ほか農産物の試験方法、生産方法、流通方法などもJAS規格化が可能になったことを受けたもの。募集期間は3月30日まで。

 機能性表示食品制度における機能性関与成分もJAS化ができ、すでにβ-クリプトキサンチン(ウンシュウミカン)、ルテイン(ホウレンソウ)、リコピン(トマト)、メチル化カテキン(べにふうき茶)の試験方法が候補に上がっている。

 これに関連して、農水省は「規格認証と企業戦略に関する説明会」を2月19日と26日に、それぞれ三菱総合研究所(千代田区永田町)とグランフロント大阪タワー(大阪市北区)で開催する。


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