マツキヨ、新業態店を原宿駅前に 雑貨充実させ来店促す(2018.1.22)
マツモトキヨシは19日、新たな都市型モデルのドラッグストアを東京・原宿駅前にオープンした。原宿には他に竹下通りに店舗を構えるが、目的買いする既存店舗のつくりから、「買い物に理由はいらない」を新たな店舗コンセプトにバラエティ雑貨なども充実させて来店を促す。今後、新宿や池袋など都市部の主要ターミナル駅への出店も進めていく。
同社ではここ数年、次世代ヘルスケア店舗「マツキヨラボ」や、都市部の働く女性を主要ターゲットにした「Beauty U」などの新業態店舗を構築してきた。新たな都市型モデル店は、これまで以上にフリーの顧客に来店を促すことを念頭に置く。
「当社が上野アメ横に都市型店舗を構えて30年になり、新たな店舗のスタイルを模索していた。より来店してもらうために、イエロー基調のマツキヨらしさをもたせつつ、バラエティな商材を揃えるなどカジュアルさも兼ね備えた」という。
同店は、地下1階から3階までの4フロアに、ヘルス&ビューティを中心に医薬品・健康食品、日用雑貨品など1万アイテムを揃える。主要ターゲットは、若年から30代後半の女性層。化粧品類も多数品揃えし、メイクやネイルのサービスも受けられる。