ラフマ抽出物エビデンス強化 常磐植物(2018.1.25)
ラフマ抽出物のエビデンスを常磐植物化学研究所が拡充した。同社によると、臨床試験を新たに実施し、寝つき・熟睡感の向上▽作業に伴う一時的な精神ストレスの緩和▽集中力の維持──といった機能性を確認。試験結果をまとめた論文は、今月末発行の「薬理と治療」に掲載されるという。
同社は、「ベネトロン」として商標登録したラフマ抽出物を製造販売している。有効成分はヒペロシドおよびイソクエルシトリン。機能性関与成分としての届出実績もあり、睡眠の質(眠りの深さ)の向上サポートをヘルスクレームにした機能性表示食品が複数届け出られている。
同社は今回新たに発表する臨床試験論文を活用し、機能性表示食品として届出が可能なヘルスクレームを睡眠以外にも広げる。これにより「ベネトロン」の販売を強化したい考え。
なお、今月末発行の「薬理と治療」には、「ベネトロン」の安全性に関するレビュー論文も同時掲載されるという。