武田、ロシアでサプリ販売へ 米ヘルスケア企業から販売権取得(2018.1.29)
武田薬品は26日、米国のヘルスケア専門会社「Unipharm」との間で、サプリメントや一般用医薬品の販売権取得に関する基本契約を締結したと発表した。武田はこれらの製品について今後、新興国事業における主要国であるロシアを中心に販売していくという。
発表によると、武田はUnipharmから「Vitrum」(サプリメント)や「Artra」(鎮痛剤)など多くの一般用医薬品や、サプリメントの販売権を取得するオプション権を獲得する。取得費用は408億円の見通しで、すでに162億円をUnipharmに支払い、「Vitrum」に代表されるマルチビタミン製品の販売権を取得しているという。他の製品についても2018年度中に契約条件の全てを完了させる方針。