プロテイン スポーツオーソリティ 強いニーズは「価格」 スポーツ量販店がイオンと開発(2018.2.8)
【写真=「プロテインパウダーFor Pro HMB&グルタミンプラス」】
活況を呈するプロテイン市場の新規参入として、このほど大型スポーツ量販店のスポーツオーソリティが名乗りを上げた。同社は1月19日からイオン・トップバリュと共同開発したPB商品のプロテイン2品の販売を開始した。
もともとスポーツ量販店ではプロテイン商品を扱っているが、スポーツオーソリティ広報部によると、プロテイン開発・販売に踏み切った理由を「価格」としている。前述のプロテイン2品は、税込で1キログラム4298円、5378円と他社製品より価格を抑え目にしているのがポイントだという。
同社によると、ボディビルダーやアスリートを除き、一般の消費者がプロテインに求める最も強いニーズは「価格」だという。プロテイン購入者が一般層に拡大するにつれて、価格が競争の肝になっているという。
アマゾンのサプリメント部門で昨年の年間首位となったのは、明治のプロテイン「ザバス」。大胆な割引キャンペーンが勝因になったとの見方がある。そういえば、某回転寿司チェーン店が実施した期間限定の食べ放題キャンペーンで、長蛇の列ができたことが話題になった。
プロテインの価格競争は本格化するのか。業界関係者の関心が高まっている。