FSSC22000認証取得 トンボ飲料、海外事業の展開加速(2014.1.9)
清涼飲料をはじめ美容・健康飲料などを受託製造する㈱トンボ飲料(富山県富山市)は12月20日、食品安全システム規格FSSC22000の認証を取得したと発表した。取得日は同月13日。今回の認証取得を機に営業部内に広域営業課を新たに設置し、海外での自社商品、受託生産の領域を拡大させる。
FSSC(Food Safety System Certification)22000は、食品安全マネジメントシステムの国際規格ISO22000と、イギリスの食品安全プログラムPAS220を統合した国際食品安全イニシアチブ(GFSI)が制定したベンチマーク認証規格。世界の大手食品小売業、食品メーカーの食品安全の指標とされ、同認証取得により食品安全マネジメントシステムの有効性を世界に向けてアピールすることができる。
同社では2011年7月にISO22000の認証を取得していた。世界的な展開の構想と、よりレベルの高い食品の品質を担保することを目的に同認証の導入を決定、一昨年11月から認証取得に向け取り組んできた。