米GNC、中国企業の傘下に ハルビン製薬が投資(2018.2.26)


 米サプリメント販売大手のGNCは、中国の製薬大手ハルビン製薬(哈薬集団)からおよそ3億米ドル(約319億円)の投資を受ける。これにより、ハルビン製薬がGNCの筆頭株主になる。また、両社で中国に合弁会社を設立する。合弁会社では、GNCブランドの製品の製造から販売までを手掛ける。GNCが13日に発表した。

 ハルビン製薬は、医薬品のほかにサプリメントの製造販売を手掛ける。大株主は、香港に拠点を置く、シティック・キャピタル・ホールディングス。現地報道によると、合弁会社は香港に設立し、ハルビン製薬が65%、GNCが35%を出資する。

 GNCによると、同社の2017年通期の売上高は前年比3.4%減の24億5300万米ドルで、純損益は1億4890万米ドルの赤字だった。


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