ユーグレナ パーソナルヘルスケア事業参入 (2018.3.8)
ユーグレナは1日、ヘルスケア事業で新サービスを開始した。第1弾として、同日から遺伝子解析サービスの販売を始めた。他にも酸化ストレスの度合いなどを測定できる尿検査サービス、腸内フローラ(腸内細菌叢)解析サービス、オンラインでの医療関連情報閲覧サービスなどを順次始める計画。
同社と、同社グループ会社で消費者向け遺伝子検査・解析サービスを手掛けるジーンクエストは1日、「『生命科学×IT』の統合プラットフォーム」として「ユーグレナ・マイヘルス」を立ち上げたと発表した。これを通じてパーソナルヘルスケアサービスを提供するとともに、他にも複数の関連サービスを展開することで、ヘルスケアに関するビックデータを1カ所に集中させる。
ユーグレナ・マイヘルスでは、外部企業とのパートナーシップを通じてサービスを提供する仕組みを採用した。現在までに、尿中成分分析サービスについて「ヘルスケアシステムズ」、腸内フローラ解析サービスは「サイキンソー」、医療コンテンツ・個別医療相談サービスに関しては「メディカルノート」とそれぞれパートナーシップを結ぶことが決定しているという。
1日に販売を開始した遺伝子解析サービスは、ジーンクエストのノウハウを活用したもので、健康リスクや体質などについて約300項目を解析するという。販売価格は遺伝子解析キットと解析費用込みで2万9800円(税込)。