「定番素材に需要」 サビンサ、カット系素材提案注力 (2013.8.8)


 ㈱サビンサジャパンコーポレーション(東京都豊島区)は、次期ダイエットサプリメントシーズンに向け、白インゲン豆抽出物の販促を強化する。ダイエットサプリメント市場では認知度の高い定番素材に需要が集中する傾向がしばらく続くと見て、アミラーゼ阻害活性の高い差別化製品を取り扱っていることや、コストメリットの高さをアピールしながら、販売量の拡大を図る。

 同社では、白インゲン豆抽出物「ファベノールフォース」を供給している。白インゲン豆抽出物の機能性としては、アミラーゼ活性阻害作用に伴う炭水化物の吸収抑制効果が知られ、いわゆる「カロリーカット系」ダイエット食品素材として市場で定番化。ダイエット食品素材を多く取り扱う同社でも、カット系素材の中では最も販売量が多く、ここ数年の販売量も一貫して増加傾向で推移している。

 白インゲン豆抽出物の機能としては、アミラーゼ阻害活性の高さが特徴とされる場合が多い。「ファベノールフォース」でも、アミラーゼ阻害活性を8000ユニット/㌘以上で規格化したものと、同2万ユニット/㌘以上の計2製品を用意している。

 このうち同2万ユニットの製品は、8000ユニット製品のグレードアップ製品として開発されたもの。白インゲン豆抽出物の中ではアミラーゼ阻害活性値が最も高い部類の製品と見られ、同品についてサビンサジャパンでは、白インゲン豆抽出物市場の差別化製品として提案している。ここにきて販売量も8000ユニット品に追い付いてきており、今後の拡販に当たっても、2万ユニット品を中心に進めていきたい考えだ。

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