アムスライフ 新株発行で設備増強 15億円調達 (2018.5.10)


 健康食品受託製造のAFC‐HDアムスライフサイエンスは7日、生産能力の拡充や製品開発力を強化することを目的に、新株式約19万5000株を発行し、約15億円を調達すると発表した。この調達資金で、ハードカプセル充填機の増設やオリジナル原料の開発などに役立てる。

 具体的には、本社工場及び国吉田、千葉の3工場において、ハードカプセル充填機や造粒機械、打錠機械の増設、健康補助食品GMP認定取得のための工場建物の改築などに約10億円を投資する。これにより、ハードカプセルの生産能力が約25%向上し、造粒及び打錠工程もそれぞれ約30%、約10%生産能力が高まるという。

 また、グループ子会社で健食や化粧品の研究開発部門を担当する日本予防医学研究所には約2億円を投資し、原料開発棟の設備増強に充てる。通販や百貨店など流通部門のエーエフシーには、通販システム更新資金として約1億円、医薬品部門の本草製薬には、生産管理システムの更新などに約1億円を投資する。



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