ホウレンソウで機能性表示 初の届出受理 ルテインを関与成分に(2018.5.24)
23日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、ホウレンソウの機能性表示食品の届出情報が公開された。ホウレンソウの届出は初だが、分類は生鮮食品ではなくその他加工食品。冷凍加工するためとみられる。届出者はジェイエーフーズみやざき(宮崎県西都市)で、商品名は「宮崎育ちのほうれんそう」。
機能性関与成分はルテイン。ヘルスクレームは「光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)色素を増加させることが報告されています」で、「目の調子を整える」など、目そのものに対する機能性は訴求しない。農研機構の委託で日健栄協が実施した研究レビューを届け出た。
届出資料によると、1日あたりの摂取目安量はホウレンソウとして170g。そのうち機能性関与成分のルテイン含量は10mgといい、サプリメント形状のルテイン機能性表示食品と比べると少な目。また、ホウレンソウなど野菜中のルテインは、「脂肪酸とのエステル体として存在する」としている。