保健機能食品事業に参入の方針  工業薬剤の第一工業製薬 定款を変更
(2018.5.21)


 界面活性剤など工業用薬剤を製造・販売する第一工業製薬(京都市)は18日、定款を一部変更し、事業範囲に一般食品と保健機能食品を加えたと発表した。


 同社では、食品関連の原料として、乳化剤などを製造しているが、近年の健康志向を背景に、今年2月にライフサイエンス開発部を新設し、一般食品・保健機能食品事業への本格参入の体制を整えている。


 開発する保健機能食品関連の素材について、同社では「現段階では明らかにできない」(同社広報)としている。同社の2018年3月期業績は、売上高570億円、経常利益47億円と過去最高を記録している。

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