ホウレンソウでアイケア訴求 ルテイン関与成分に届出受理(2018.6.7)

C447[1]①

 ホウレンソウの機能性表示食品が登場する。5月23日にあった機能性表示食品の届出情報更新で、消費者庁が届出を受理したことが分かった。ただ、分類は生鮮食品ではなくその他加工食品。冷凍加工するためとみられる。機能性関与成分はルテインで、届出者はジェイエーフーズみやざき(宮崎県西都市)。商品名は「宮崎育ちのほうれんそう」。

 ヘルスクレームはルテインの機能性表示食品で多用されている「光による刺激から目を保護するとされる網膜(黄斑部)色素を増加させることが報告されています」。「目の調子を整える」など、目そのものに対する機能性は訴求しない。農研機構の委託で日健栄協が実施した研究レビューを届け出た。

 公表された届出資料によると、1日あたりの摂取目安量はホウレンソウとして170㌘。そのうち機能性関与成分のルテイン含量は10㍉㌘であり、サプリメント形状のルテイン機能性表示食品と比べると少な目。また、ホウレンソウなど野菜中のルテインは、「脂肪酸とのエステル体として存在する」という。

【写真=届け出た表示見本の一部(消費者庁HPより)】

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