RJを機能性表示食品に アピ 肌への働きで届出へ(2018.6.21)


 ローヤルゼリー(RJ)を機能性表示食品のステージに引き上げる取り組みをアピが進めている。届出を行うための臨床試験は終了。近く、査読付き誌に論文が掲載される見通しで、今後、届出体制を順次整え、同社として届出を行う計画だ。最終的には顧客企業各社への届出サポートにつなげたい考え。


 機能性表示食品として届け出るヘルスクレームは、いわゆる「保湿機能」。近く掲載される論文は、プラセボ対照二重盲検臨床試験を通じて同機能を検証したもの。RJは女性からのニーズも高く、機能性表示食品としてまずは肌への働きを訴求できるようにする。


 また、届け出る機能性関与成分に関しては、現行の原材料規格や特定保健用食品(トクホ)の許可実績も踏まえて検討し、来春から届出受付が始まる見通しのエキス等の枠組みではなく、表示しようとする機能性に直接的に関わる機能性関与成分として届け出る方針だ。


 RJにはトクホの表示許可実績がある。2006年に許可されたもので、「血圧が高めの人に適す」旨のヘルスクレームが認められた。申請者はアピ。関与成分は「ローヤルゼリーペプチド(VY、IY、IVY)」。

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