シリアル活用した郷土食を開発 滋賀県とケロッグ(2018.6.28)
日本ケロッグと滋賀県は27日、記者会見を開き、同県の郷土食とシリアル食品を活用した健康プロジェクトを開始すると発表した。
滋賀県は男性の平均寿命が日本一(2017年)の地域として知られ、鮒寿司など発酵食の郷土料理が多いとされる。
同県と日本ケロッグでは、郷土食にケロッグの「オールブラン」(スーパー大麦使用商品含む)を使用した新たなメニュー「近江腸食」を開発し、県内や東京のアンテナショップなどで販売するほか、同県竜王町で「オールブラン」を取り入れた食生活改善のプロジェクトなどを実施する。
また、会見で日本ケロッグの井上ゆかり社長は、今後の市場開拓の方針として、「特にシニア層以上を対象に力を入れていきたい」考えを明らかにした。
シリアル食品では、「フルグラ」を展開するカルビーも、6日に行われた順天堂大学との共同研究の記者発表で、シニア層の市場開拓に注力することを明らかにしている。